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文化財の指定を記念して「令和5年度冬季歴史講座」を開催しました

公開日
2024/01/30
更新日
2024/01/30

生涯学習・スポーツの振興、文化財の保護と活用

 立部遺跡火葬墓から出土した平安時代の須恵器蔵骨器が令和4年度に松原市指定文化財となった事を記念して、(一財)松原市文化情報振興事業団と共同で歴史講座を開催しました。
 奈良文化財研究所小田裕樹さんに「立部遺跡の火葬墓を読み解く‐古代の火葬と氏族墓地‐」と題して、お話しいただきました。講師の小田さんには、立部遺跡の特徴だけでなく、古代国家の制度や仏教思想が古代の火葬墓と深いかかわりがあったことについてもお話いただきました。当日の発表資料は「全国遺跡報告総覧」のホームページからダウンロードできますので、ご覧ください。
 また、立部遺跡から出土した文化財は、奈良の平城宮跡歴史公園にある平城宮いざない館で展示中です。企画展「アフター発掘された日本列島2023展」は2月11日(日)まで開催されています。日本中から最新の発掘調査成果が集まっていますので、あわせてご覧ください。
【文化財課】