記事一覧

松原市指定有形文化財の指定について

公開日
2025/10/27
更新日
2025/10/27

生涯学習・スポーツの振興、文化財の保護と活用

 令和7年10月27日、松原市若林にある日蓮宗寺院の本了寺が所有する龍図を松原市指定有形文化財に指定しました。

 この絵画は四幅対となる掛軸で、雨乞い祈祷の法具として伝わってきました。いずれの掛軸にも一つの体に複数の頭を持つ龍が描かれています。作者は江戸時代に京都で活動した鶴澤派の二代目である鶴澤探鯨で、署名から彼が法橋の位にあった享保13~延享4年(1728~47)の間に描いたことが分かっています。

 今後は、他の松原市指定文化財9件とともにその価値と魅力をみなさんにお伝えしていきたいと思います。