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大阪大谷大学が屯倉神社で博物館実習を行いました

公開日
2025/10/27
更新日
2025/10/27

生涯学習・スポーツの振興、文化財の保護と活用

  • 石造物の見方や拓本の取り方の指導
  • 拓本を採取するために和紙を水で張り付ける作業
  • 墨を付けたタンポを押し付けて文字を写し取る作業

石造物の見方や拓本の取り方の指導

拓本を採取するために和紙を水で張り付ける作業

墨を付けたタンポを押し付けて文字を写し取る作業

 10月18日(土)、大阪大谷大学歴史文化学科の博物館実習が屯倉神社で行われました。

 実習内容は石に刻まれた文字を紙と墨で写す拓本採取で、現地に残る文化財を記録するために必要な技術です。

 博物館の仕事は資料を収蔵・展示するだけではありません。博物館の掲げるミッションを達成するため、学芸員自らフィールドで資料を収集することも重要な仕事です。

 当日は雨風に悩まされましたが、学生の皆さんは担当教授の指導を受けながら何とか拓本を採取することができました。

 今後は、昨年度の実習生が屯倉神社で採取した拓本とあわせて文字の解読など整理作業が進められます。