こんにちは、教育長の美濃です。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、令和2年2月28日から約2か月間にわたって全国の学校が一斉臨時休業となりましたが、あれから2年以上が経過しても、子どもたちを取り巻く環境は厳しい状況が続いています。
そのような中で、丹南地区でとても素敵な取組みが行われたということを伺いましたので、ご紹介したいと思います。
丹南地区では、小学校時代(4〜6年生)にだんじり太鼓を経験したことのある中・高・大学生により6年前に結成された「丹南手伝い隊」というものがあり、これまでも公園の清掃や地域のイベントなどでボランティア活動を続けてきました。
しかし、この2年間はだんじりを始めとする様々な活動の実施ができなかったため、異年齢の子どもたちが関わったりつながったりする機会が激減してしまいました。
そこで、「丹南手伝い隊」のメンバーが企画して、昨年12月26日に丹南町会総合会館で地区の小学生の冬休みの宿題などを見てあげるための勉強会を実施したところ、12名の小学生が参加してくれたそうです。
勉強会終了後には少し遅めのクリスマスパーティーも開かれ、子どもたちにとっては楽しく有意義な一日となりました。
また、参加した小学生の保護者に対して、手伝い隊のメンバーが当日の学習内容や取組状況について簡潔にまとめてお伝えするということもしたそうです。
新型コロナウイルスが依然として猛威をふるっていますが、若い人たちが自発的にこのような取組みを企画・実行してくれたことはとても喜ばしいことです。
今後もこのような優れた取組みについては機会をとらえて紹介していきたいと思いますので、皆様方からの情報提供もお待ちしております。