学校日記

地域に根ざした「子どもたちが誇れる学校」に

公開日
2012/10/10
更新日
2012/10/10

校長メッセージ

 松原市立松原第二中学校は、昭和38年、旧天美中学校、旧三宅中学校、旧恵我中学校の三校が統合開設され、そして、今年創立50周年、節目の年を迎え、3世代にわたり、昨年度で16,095人の卒業生が本校を巣立っています。
 本校は、「確かな学力と豊かな心を育み、地域から学び、地域とともに歩み、信頼される学校づくり」を教育目標として、また、「自分たちで考え創る二中」「みんなで学力を高め合う二中」「誰一人いやな思いをしない二中」を合言葉として、一年生では「命の学習」等、二年生では「夜間中学校との交流学習、労働体験学習」等、三年生では「修学旅行、進路学習」等に取り組んでいます。地域を始め多くの人々との出会いや体験活動を通して、豊かな心や自尊感情を育みながら、明るく元気に勉強に部活動にと、子どもたちは、楽しく有意義な学校生活を送っています。それは、ひとえに日頃より保護者や地域の方々に見守られ支えられ、そして愛され、地域の学校として育てていただいたおかげだと思います。
 今年度より新たな学習指導要領が実施されるなど、今の教育界では様々な教育改革が推し進められ、子どもたちに「生きる力」が求められております。
 本校では、平成16・17年度には、文部科学省の研究委嘱を受け、「児童の生徒の心に響く道徳教育推進事業」に取り組みました。また、平成22年度には、新たな学びの挑戦として、大阪府教育委員会「使える英語プロジェクト事業」の実践研究校の指定を二中校区で3年間受け、「習うだけの授業」から「習ったことを使う授業」へと実践研究を行っているところです。加えて、他の教科においても「わかる授業づくり」「楽しい授業づくり」「生活につながる授業づくり」を進めております。
 新たな学びの挑戦とともに、「生徒一人ひとりが大切にされ、そしてお互いを認め合い、共に学び合う学校づくり」を礎に、本校の良き伝統を継承しつつ、今後も地域に根ざし、「子ども達が誇れる学校」として、「届け、響け、輝け 二中生、自分の将来に向かって」を教育スローガンとし、教職員が一丸となって二中づくりに邁進しております。
                     松原市立松原第二中学校長 石田 勝也