学校日記

学校長挨拶

公開日
2021/04/08
更新日
2021/04/08

校長メッセージ

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令和3年4月1日付けで、松原第五中学校の校長を拝命しました蔵楽充重です。五中校区に勤務するのは初めてです。新たな気持ちで頑張りますのでよろしくお願いいたします。
春の日差しを感じる今日の良き日に、令和3年度 第47回 松原市立松原第五中学校 入学式を挙行し、113名の新しい仲間を迎えることができました。心からお喜び申し上げます。
 私たちは、保護者の皆様の熱い思いをしっかり受け止め、愛情と敬意を持って指導にあたります。一人ひとりのお子様方の成長を願い,誠心誠意、教育に取り組んでまいりますので、ご支援ご協力のほど、よろしくお願い致します。

 入学式で、「行為の意味」という詩の一説を紹介させてもらいましたが、全文を載せさせてもらいます。これは宮澤章二さんという詩人が書かれたもので、今から10年前、2011年の東日本大震災直後に公共広告機構のコマーシャルとして流されていたものです。
詩にあるように、ひとりひとりの「こころづかい」「思いやり」で溢れる、あたたかい五中を作っていきたいと考えています。
『行為の意味』
—あなたの〈こころ〉はどんな形ですか
 と 人に聞かれても答えようがない
 自分にも他人にも〈こころ〉は見えない
 けれど ほんとうに見えないのであろうか

 確かに〈こころ〉はだれにも見えない
 けれど〈こころづかい〉は見えるのだ
 それは 人に対する積極的な行為だから

 同じように胸の中の〈思い〉は見えない
 けれど〈思いやり〉はだれにでも見える
 それも人に対する積極的な行為なのだから

 あたたかい心が あたたかい行為になり
 やさしい思いが やさしい行為になるとき
 〈心〉も〈思い〉も 初めて美しく生きる
 —それは 人が人として生きることだ

五中の子どもたちには、人権感覚豊かで、人間味あふれる、あたたかい人になってほしいと願っております。
令和三年 四月 七日
松原市立松原第五中学校長 蔵楽充重