学校日記

防災学習

公開日
2018/11/14
更新日
2018/11/14

2年生

 昨日、松原市消防本部の方にお越しいただき、聞き取り学習を行いました。

 松原市でもかつて(昭和57年8月1日)大水害があり、自然災害について他人事と思わず危機意識を持つことの大切さを考えられました。

 阪神・淡路大震災では、この松原市から神戸市長田区へ救助隊員として派遣されたときのお話をしていただきました。街中の建物が倒壊していたり、それらが炎に包まれていた様子などを写真を見ながらお話をしてくださりました。そんな状況の中、懸命な救助活動を行っても、「一度にすべての人を救助することはできない。」ということ、その上で「まず生きる」ことを考えて行動することの大切さをお話しいただきました。

 東日本大震災では、宮城県南三陸町の避難所へボランティアとして派遣されたときのお話をしていただきました。避難所で生活をしていた方とのお話しの中で、「行政をあてにしてはいけない」といった言葉があったそうです。「被害が大きく、行政の機能がストップしてしまった」、「行政も被災者である。自分でできることは、自分ですることが大切」とお話しいただきました。また、中学生が大人を巻き込んで、支援活動などに取り組むことが、とても大きな力になるとお話しいただきました。

 防災について、たくさん考えられる聞き取り学習となりました。
松原市消防本部のみなさん、お忙しい中お越しいただき本当にありがとうございました。