学校日記

1.17阪神淡路大震災追悼のつどい(ともに)

公開日
2024/01/17
更新日
2024/01/17

校長メッセージ

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未曾有の被害をもたらした阪神淡路大震災から29年の時が経ちました。本日も神戸では追悼のつどいが行われています。

阪神淡路大震災遺族代表のことば(一部抜粋)

当時の私は生きるためだけに必死で、誰も私の心の中に入ることができなかったのです。大学では自分の恩師となる先生と出会い、社会に出てからも仕事の域を超えて相談できる人たちも増えていき本当に助けていただきました。私はこのような経験を経て初めて困った時に人に素直に頼ることができたのです。困った時に助けてほしいと素直に言える。このことが人に感謝をするきっかけになりました。助けていただいたからこそ困った時に自分ができる何かをしてあげたいと本当に素直に思えるようになったのです。このような人間関係が本当に自分にとって大切だと思い始めてきました。

私は震災で大切な母を失いました。しかし、震災の後に多くの素晴らしい方々に出会い支えてこられてきたことも事実です。
 私は今の自分がすごく好きです。それは自分の人生にとって何が大切かを心から感じて日々生きているからです。
 周りに支えてくれる人たちがいる。そしてその人たちに感謝をして、何か少しでも恩返しをしていくために生きていく。
 私にできることは何か? 自分が経験した震災のことを伝えて一人でも元気になってくれる方がいたらと思い今日この場所に立たせていただきました。

 これからも私の人生でうれしいこと、悲しいこと、つらいことなどがたくさんあると思います。そこで新たに出会っていく人たちに感謝をして日々生きていきたいと強く思っています。
 今日はこの寒い中長時間私の話を最後まで聞いていただき皆様、本当にありがとうございました。
令和6年(2024年)1月17日 鈴木佑一