【4年生】道徳の授業
- 公開日
- 2018/05/20
- 更新日
- 2018/05/20
4年生
今回は「なにかおてつだいすることはありますか?」というお話をもとに、「思いやり、親切」についてみんなで考えました!
目の見えない女の人を電車の中で見つけて声をかけるか、かけないかで迷った主人公の男の子が、同じ駅で降りた女の人が階段の近くで困っている所で自分から「大丈夫ですか?僕の肩につかまって下さい。」と声をかけます。最後に女の人から「ありがとう。初めての駅で困ってたんです。」とお礼を言われた男の子。場面、場面での気持ちを考え最後に無事目的地に向かう女の人を見送る男の子の気持ちを考えました。
昨年、車椅子ダンスのジェネシスさんや、ボッチャチームのドリームさんからの聞き取りもし、障がいのある方との共生を学んできた子どもたち。
最後の感想では「やっぱりドキドキするかもしれないけど、声をかけたい。」「主人公の僕みたいになりたい。」と沢山の思いを発表できました。中でもみんなが共感したのが「声をかけて後悔することはないから声をかけていきたい。」という意見。もしかしたらおてつだいを必要としないかもしれない。断られるかもしれない。でも…声をかけないとその人が困ったり、怪我をしたりするかもしれない。だから後悔しないためにも相手の事を考えて声をかけたい。というもの。
この意見を出した子はもちろんのことですが、この意見に共感できたこと。本当に成長してるなと感じることができました。
友達の思いから、自分自身が新たな思いを発見できる道徳ですが、教師側からすると、子どもの成長を沢山発見できる実りある時間だな。と改めて感じました!