松原市立天美小学校　第149回　卒業証書授与式を挙行いたしました。

　春の暖かい日差しのもと、61名の卒業生が天美小学校を巣立っていきました。一人として欠けることなく、全員が卒業式に臨むことができました。

　証書授与の際、一人ひとりの表情を見ていると、はにかんだような表情の子ども、緊張した面持ちでじっと見つめ返す子ども、本当に様々でした。でも、一人ひとりが天美小学校での生活を振り返り、何かしらの思いをもって卒業式に臨んでいることだけはわかりました。振り返ってみると、小学校生活の半分はコロナ禍の中での生活でした。今まで当たり前のように取り組んできた様々な行事が中止、また、規模縮小となり、本当に生活が一変する中で、子どもたちにとってもつらいものがあったと思います。ただ、それも今となっては思い出の一つなのかもしれません。

　これから新たな一歩を踏み出す子どもたち。式辞の中でも述べましたが、長い長い道のりの中で「ありがとう」という感謝の気持ちと言葉を忘れずにいてほしいと思います。「幸せだから『ありがとう』と言えるのではなく、『ありがとう』と言えることが幸せなのです」。他者に対する感謝、自分への励まし、様々な意味を込め「ありがとう」という言葉を使い続けてほしいと思います。

　今日まで天美小学校の教育活動にご理解ご協力いただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。

　どうぞ今後とも天美小学校のよきサポーターとなって、支えていただきますようお願いを申し上げます。

　卒業生のみなさん、本当にご卒業おめでとうございます。さら、大きく、そして、高く飛躍されることを祈念しています。

　令和7年3月18日　松原市立天美小学校　教職員一同